UART:(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter, ユーアート)とは

UARTとは規格そのものを表すこともありますが、シリアル通信の為に使用するパッケージ化されたIC(集積回路)を示すことが一般的です。調歩同期方式と呼ばれる非同期の同期方式によるシリアル信号入力をパラレル信号で出力したり、パラレル信号入力をシリアル信号で出力するICです。 一般的にはシリアル方式のRS-232C等の規格に準拠する信号レベルに変換するICと組み合わせて、外部機器とのインタフェースとして利用されます。

 

データの信頼性を担保するためUARTではエラー検出機能があります。この機能は、割り込みや内蔵レジスタによって、制御元のマイクロプロセッサ等にエラーが発生したことを伝える様になっています。

図1非同期シリアル通信について

エラー検出について次の3つがあります。

・パリティチェック:パリティチェックとはデータの誤りの検出方法の1つで奇遇検査とも呼びます。一定長のビット列(通常は7~8ビット)ごとに1ビットの検査ビット(パリティビット)を付加し、検査側が受信データとパリティビットを照合することでエラーを検出します。但し、1ビットの誤り検出しか出来ない。

・オーバランエラー:受信側が伝送されたデータを読み出さない内に次のデータが伝送され正しくデータが読み出せ無かった時のエラーです。対処方法としては受信側の処理を早くする、又は効率的な割り込み処理を行うなどして対応します。

・フレーミングエラー:非同期シリアル通信に於いてストップビットを送信したのに、ストップビットの論理値なっておらず信号が正しく受信出来なかった時のエラーです。このエラーが発生する時は設定が間違っている場合がありますので、設定を確認ください。

この様なエラーが発生したときには受信側は送信側に対して再送要求等を行い正しくデータの送受信を行う等の
処理も必要です。事前に送信側と受信側でプロトコル(仕様)を決めておかなければ上手くデータの送受信が
出来なくなります。

東阪電子の技術情報
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