SPI(Serial Peripheral Interface)とは

シリアル・ペリフェラル・インタフェースは以前にお話したI2Cと同様のコンピュータのボード内部で使用する
デバイス同士を接続することを目的とした仕様の通信インタフェースです。
・I2Cはフィリップス社が提唱した2本の信号線でマスタとスレーブ間を接続する方式です。
・SPIはモトローラ社が提唱した3本または4本の信号線で構成されています。
いずれの方式もシリアル通信方式です。

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4線式SPIでは、
・クロック(SPICLK)
・チップ・セレクト(CS)
・マスタ出力(スレーブ入力)(MOSI)
・マスタ入力(スレーブ出力)(MISO)
の信号(制御)線から構成され、クロックの立ち上がり(立ち下がり)エッジに同期して通信を行います。
以前にお話した、RS232Cでは非同期方式ですが、今回は同期式ですので非同期に比べて高速で安定した
送受信(データ通信)が可能な方式です。また、SPIは全二重のインタフェースなのでマスタ・スレーブの 
MOSI・MISO は各々同時にデータの送信・受信を行うことが出来ます。
全二重とは簡単に言うと電話の様な方式です、話すと聞くが同時にできますね。
これに対して、半二重というものがあります、これは片方が話しているとき相手方は聞くだけで話終わるのを
待ってから相手方は話し出さないと行けません。

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さらに、チップ・セレクト(CS)信号を制御することでマスタ(ひとつ)から複数のスレーブを接続し制御(通信)することが可能です。すなわち、マイクロコンピュータなどから複数のスレーブ(SPI対応)ICとの通信を行い必要なデータのやり取りを行います。EEPROM(データ記憶用)・RTC・温度湿度センサー等の各種デバイスが用いられています。卓上型の時計(温度計機能付き)等もその一例ですね。

東阪電子の技術情報
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